電気工事では、その場所や用途に合わせて様々な種類の配線工事を施工します。
がいし引き工事
造営材にがいし(磁器やポリマー性の絶縁器具)を取り付けて、そこに絶縁電線をバインド線で固定して配線する施工方法。最近ではほとんど見かけなくなりました。
電線管工事
金属や合成樹脂の配管の中に絶縁電線を通線して配線する施工法。配管や通線が必要なため工費はかさみますが、後からの追加配線や回路変更が容易な利点があります。

ケーブル工事
ケーブルを使用する施工法。住宅の屋内配線では最も一般的な工法です。配管にケーブルを通した場合でも、電線管工事ではなくケーブル工事になります。

金属ダクト工事
金属製のダクトを設置して、その中に絶縁伝染を収納して配線する工法。ビルや工場でたくさんの伝染を配線するときに用いられます。

金属線ぴ工事
金属製のとい絶縁電線を収納して行う施工法です。

ライディングダクト工事
天井に取り付けて、照明器具やコンセントを好きな位置に固定して使える便利な施工法です。店舗照明ようによく用いられています。

そのほかの工事例
フロアダクト
コンクリート床にダクトを埋め込んでおき、床から電源を取れるようにしておくための施工法です。
バスダクト
金属製のダクトの中に板状の導体を通したもので、工場やビルの大電流を流す主幹線に用いられる。
セルラダクト
コンクリート床の構造体の溝にカバーをつけて、その空間を利用して配線する施工法。
平型保護層
室内のカーペットなどの下に厚さ2mmほどの特殊な絶縁電線を施設する施工法。
アクセスフロア
オフィスなどの床を二重構造にして、その空間に配線する施工法。

まとめ
今回は電気工事の様々な配線工事の種類についてまとめてみました。
なかなかイメージつきにくい配線工事もあるとは思いますが、駆け出しの電気工事士として一緒に学んで行きましょう。
そして、ともに第2種電気工事士に合格しましょう。
今日が人生で一番若い日です。今日やるかやらないかです。ともに頑張りましょう。