株式投資

投資で資産を増やす

ポートフォリオ

毎日値動きをチェックせずにはいられないのだけど、どうしたら解消できるの?
資産を増やすためにはどうすれば良いの?

今回はこういった疑問にお答えします。少しでもお役に立てればいいです。

投資で勝つための心理学

人の脳は投資に向いていません。
投資家が負ける心理的な理由を知り、その対策をすれば、投資で勝つことができるのではないでしょうか。

今回は、投資で勝つための心理学をわかりやすく紹介していきます。

人は自信過剰になりがち

個人投資家のたった32%が勝ち68%が負けています。
インデックス投資家はプラスリターンの方が多いので、ほとんどのアクティブ投資家はマイナスリターンということになります。

プロの投資家が運用する米国株式のアクティブファンドの88%が市場平均に負けています。
プロの投資家でも市場平均に負けているのに、個人投資家が市場平均に勝てるのでしょうか。
出典:2018/3/21, S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA®日本スコアカード」

人はお金について大きく心が揺れる

人は大金を投資するほど大きく心が揺れます。
コロナショックで2020年2月から3月にかけて株価が20%以上下がった時、多くの人が正常な判断ができずに売ってしまい大損しましたが、2020年8月には元の水準に戻りました。

人はリターンがプラスとマイナスを行き来すると心の揺れが大きくなりますが、リターンがずっとプラスまたはマイナスの時は心の揺れが小さくなります。
投資を始めて数年はプラスとマイナスを行き来するので心の揺れが大きくなります。

人は損をすることを過剰に嫌う

行動経済学のプロスペクト理論では、損をすることは得をすることの2倍の心の揺れになると言われています。

参加しなければ30万円貰えるにもかかわらず、ほとんどの人は期待値が25万円のゲームに参加する方を選びます。
人は損をしている時は取り返すために、合理的な判断をせずにハイリスク・ハイリターンなことでも積極的に挑戦します。

投資の場合、利益が出たらすぐ売り、損失が出ている間はずっと売らない傾向があります。

人は集団と同じ行動を取ろうとする

人はたとえ間違っていたとしても集団と同じ行動を取ろうとします。
ITバブルの時、多くの人が「他の投資家が株を買って大儲けしている」という理由だけで株を買い、バブル崩壊後は「他の投資家が株で大損している」という理由だけで株を売り、大損しました。

値上がりした時に売り、値下がりした時に買うことが投資で勝つ方法ですが、人は正反対の行動を取ります。

投資家が勝つための方法

アクティブ投資家は負ける可能性の方が高く、市場平均に勝てる確率は約1割なので、アクティブ投資はやらないことをおすすめします。
過去100年間のS&P 500の株価推移を見ると、15年以上投資すれば95%の確率でプラスリターンになります。

市場平均に勝てないことを知り、市場平均に連動するインデックス投資をおすすめします。

人は大金を投資するほど大きく心が揺れます。
貯蓄を生活防衛資金と余裕資金に分けておき、余裕資金で投資すればリターンがプラスとマイナスを行き来しても心の揺れは大きくならず、正常な判断をすることができます。

心の揺れを小さくするために、余裕資金で投資することをおすすめします。

値上がりした時に売り、値下がりした時に買うことが投資で勝つ方法ですが、人は正反対の行動を取ります。
ITバブルの時のように他の投資家と同じ行動をしていたら投資で勝つことはできません。
自分の投資ルールをしっかり決め、機械的に投資をしていけば勝つことができます。

毎月積立投資し、長期投資するルールを機械的に実行し続けることをおすすめします。

まとめ

投資家が勝つための5つの対策はこちらです。

①インデックス投資する(分散投資)
②余裕資金で投資する
③15年間以上売却しない(長期投資)
④毎月同額の積立購入する(積立投資)
⑤①~④のルールを機械的に実行し続ける